ADHD社会人歴10年以上の私が教える発達仕事ハック7選

目次

ADHD,ASDの人が働くには工夫が必要

ADHDやASDを持つ人達が働く場合、集中力の高さや行動力などプラスの面があります。

ただ、通常できるはずのことが出来にくいというマイナスの面もあります。

これらの特徴のうち、マイナスの面を補ってあげるには工夫が必要です。

マイナスの面を補ってあげることで、プラスの面が目立ち、あなたの評価は上がっていくでしょう。

ここではADHDやASDの傾向のある方向けに、私がやっている仕事ハック7選をお伝えしたいと思います。

このライフハックには下のようなメリットがあります。

  • 仕事が覚えやすくなる
  • 言われたことができやすくなる
  • 遅刻をしにくくなる
  • 報連相が抜けにくくなる
  • 仕事を忘れにくくなる
  • 仕事のコンディションが整う
  • 周囲とのコミュニケーションが取りやすくなる

1. 仕事を早く覚えるために

発達障害があると、聴覚→脳での思考整理が極端に苦手な傾向があります。

私の場合、ADHD傾向で集中力が落ちることもあり、口で説明されたことはだいたい一度ではできません。

それどころか、口頭で説明してもらって、一生懸命メモを取ってまとめているのに、何回やってもできない。

覚えられなかったり、抜けてしまうということがありました。

困り果てていたところ、詳細な絵を書いたマニュアルを作っている人が居て、それを見せてもらってやるとできるようになりました。

絵をみてやると自分の中でイメージが浮かんで、できたのだと気付きました。

「これは」と思い、私はそれから作業の動画や写真をスマホで撮らせてもらって覚えるようにしました。

写真や動画を使うようにしたのは絵が下手な私でもできるため、また時短できるためです。

写真や動画を見返すだけでもかなり覚えられるようになりますが、作業が複雑な場合はマニュアルにして、写真の横に簡単な文章をつけたりして覚えました。

私の場合、これでかなり早く覚えられるようになりました。

さらにわからなくなっても、写真を見返せるという安心感もあります。

最初はちょっと抵抗があるかもしれませんが、慣れればなんともありません。

「すみません、あとで思い出せるように写真(動画)を撮らせてもらっていいですか?」と声をかければ、嫌な顔はされないはずです。

むしろ、自分の方が作業手順をしっかり覚えるので他の人に聞かれることもありますし、作成したマニュアルを共有すると喜んでもらえたりもします。

2. 遅刻しないために

若い時はめちゃくちゃ眠たいですよね。私の場合、遅刻を繰り返してしまっていました。

改善しようと目覚まし時計を複数個かけたりしてました。しかし、目覚まし時計をかけ忘れて寝坊することもありました。

そこで、私がやったのは、次のようなことでした。

①スマホのアラームを毎日同じ時間になるように設定する。

 1回でなく15分置きに何回もなるように設定します。

 できれば休日も同じ時間にアラームをかけて一旦起きるようにしたほうが良いです。

 習慣ができ、毎朝、同じ時間に目が覚めやすくなります。

②遅くまで起きてしまった日はあえて寝にくい環境で寝る。

 私の場合、遅くまで起きていて、熟睡して寝坊してしまうことがありました。

 あえて、遅刻しそうなときは布団で寝ずに睡眠が深くなりすぎない様に床で寝たりしてました。

③止めにくいアラームアプリを使う。

 最近では起きられない人対策で起きて、ワンアクションしないと止められないアプリがあるそうです。

 私はこれは使ったことがありませんが、遅刻でお困りの方は試してみるのはありだと思います。

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④パートナーに起こしてもらう

 パートナーがいる場合、パートナーに起こしてもらうと良いと思います。

 どうしても、遅刻できないときはパートナーに電話してもらっても良いでしょう。

3. 言われた仕事や報連相が抜けないように

「何時に何々しておいて」とか「これ終わったら何々してね」と言われることがあると思います。

私はADHD傾向が強く、こういう指示を忘れて怒られることがよくありました。

そこで、私がやったのは次のようなことです。

時間の空く仕事はその場でスマホのタイマーをかける

私は「何時に○○してね」、「終わったら○○してね」というような指示をされたら、忘れる前提ですぐにアラームを設定します。

覚えていたら覚えていたでアラームが鳴っても問題ないですが、忘れてしまうとあなたの信用が落ちてしまいます。

例えば15時に別の仕事をしていて、「それ終わったらメールで資料を送っておいて」、「あと15時45分からミーティングやろう」と言われたとします。

すると私は次のようにアラームをタイトル付きで設定します。

遅刻するといけないので、少し早めの時間を設定すると良いです。

タイトルに実際の時間も入れておくと、実際の時間も忘れません。(例.MEETING 1545など)

 

4. スケジュール管理のために

ADHD傾向の強い私の場合、手帳やメモ帳、スケジュール帳を複数持つと管理できなくなってしまいます。

そこで、私の場合はアンドロイドスマホで一台で管理しています。

特に、GoogleカレンダーGoogle ToDoリストkeepメモのアプリを使っています。

以前は、別のToDoリストやスケジュールアプリを使用していましたが、機種を変更した際にデータが移行できなかったので、使うのをやめました。

Google純正のアプリでは、機種を変更してもGoogleアカウントを入力すれば、データがそのまま使用できるので、安心です。

カレンダーでは「予定」と「タスク」の設定があります。

「予定」は時間を指定できます。また、時間の何分前に通知するか設定できます。

予定の設定時間前に「ぴろりん」という音で通知してくれます。

また、待ち受け画面にも予定の内容が表示されます。

カレンダーで「タスク」を設定するとToDoリストにもタスクが一覧表示され見やすいです。。

タスクは完了チェックをつけると消すことができます。

完了チェックをつけないと表示され続けるので、タスクを忘れ防止になります。

5. 休息と睡眠を取る

ADHDやASDなどがある方は頑張りすぎてしまう傾向にあります。

仕事を自分で抱えすぎてしまったり、家でも仕事をしてしまったり・・・

疲れを自分でうまく感じ取れず、倒れるまで働いてしまうことも・・・

うまく疲れが取れないとミスを起こしやすくなりますし、あなたが無理をして倒れてしまうと仕事が回らなくなってしまうかも。

仕事は自分で抱えすぎないようにしましょう。がんばりすぎないように意識しましょう。

何もしない時間や仕事以外で好きなことをやる時間、リラックスする時間を毎日取りましょう。

睡眠を削るとミスが起きやすくなります。睡眠もしっかりとりましょう。

私は7時間以上、睡眠を取るようにしています。

6. 汎用的なスキルを身に着ける

OFFICE系のソフト(word , excel , powerpoint)など汎用的なスキルを身に着けると周囲とのコミュニケーションが取りやすくなります。

使い方を教えたり、代わりにやってあげたりすることで感謝してもらえ、仕事がやりやすくなります。

7. 周りの人を頼る。周りの人の手助けをする。

自分で出来そうにないところはできるだけ周りを頼るぐらいの意識でちょうどよいと思います。

自分も頼られると嬉しいときありますよね。周りの人も割りと助けてくれます。

とりあえず、言ってみましょう。

代わりに自分の手が空いているとき、得意なことのときは積極的に周りの人の手助けをしましょう。

最後に

以上、おすすめ仕事ハック7選でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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